2019年の就活状況は?

大卒就活生の人数はほぼ横ばい状態で推移している

少子化の影響に加えて求人状況が活発化しているため、全体的に売り手市場となっているのが、日本の就活事情となっています。2019年の大卒民間企業就活生の人数は43万人超となっていて、2018年とほぼ同じ数字となっています。一方で、求人市場は拡大していて、民間企業求人数が81万人となっています。単純計算しても、求職者に対して倍近い企業を人を求めていることが分かります。

都市部、大企業に就活生が集中しているのが現実

このように、完全な売り手市場となっている求人事情ですが、全体で見ると大きなばらつきがあることが分かります。就活生へのアンケートでは、メガバンクや航空会社、テレビ局、大手IT企業など、大手企業、都市部の企業に人気が集中していることが分かります。もちろん、あくまで第一志望ということで、実際に就職する際には地方にも分散するのですが、少なくても希望としては都市部への集中傾向が強くなっています。そのため、売り手市場とは言え、大企業の競争率は相変わらず高い状況にあるという結果になっています。

中小企業や一部業界では格差が発生している

一方で、300人未満の従業員を持つ中小企業や、建設業界、物流業界にはあまり就活生が集まらないというアンケート結果が出ています。こうした企業では実質求人倍率が10倍近くになることもあり、なかなか人が集まらないという現実が見えてきます。給与などの待遇は悪くない企業も多いので、地元で自分の実力を発揮してめいっぱい頑張ってみたいという人にはいいのではないかと思います。気軽に就職できて、安定した待遇がありますし、若くても責任ある仕事を任せられスキルを身に着けやすいからです。企業をブランドだけで選ばず、しっかりと実質を見て就職先を決めるというのも大事なことだと思います。スキルをしっかりと身に着けてから、徐々にキャリアアップをしていくことで、ビジネスマンとしての自信を深めていけるでしょう。